2015年に北海道で発表された銀粘土PMCに七宝釉薬を練り込んで焼成するピーエム七宝の研究を継承し、銀彩琺瑯のベースになるテクニックを確立しました。それは形の決まった銅板に釉薬を乗せて焼成する七宝とは違って、ベースの形まで自由に造形できる魅力があり、PMCエナメルと名付けました。
2017年から全国でセミナーを開始して、新たなPMCエナメルの魅力を紹介して参りました。今ではアメリカや香港にもPMCエナメルのテクニックが広がっています。
ただ、見た目に陶器のような美しさが表現できる事から、極薄の割れない食器ができればと更に研究を続けました。